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中国一帯一路コンサルタント 小谷 学が編集:中国貿易ニュース:RCEP自由貿易協定:BRICS:グローバルサウスとの貿易の実態知る!
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貿易Biz;中国貿易ニュースを御覧いただきありがとうございます。本サイトは、中国一帯一路コンサルタントの小谷学が中国国内の貿易NEWSを編集したものです。現地中国からのNEWSを日本語化することで、リアルな中国貿易:中国一帯一路の状況についてお伝えします。また、編集;小谷学によるコラムなども掲載しますので、ぜひご覧ください。
中国貿易を中心に国際貿易業を約20年間おこなってきました。ジャシボの社歴は、短いですが、弊社の代表 小谷は、1997年に上海に渡り中国語を学び、その後、中国貿易の事業を開始しました。29歳の時上海で貿易会社を起業し、多数の日系企業の貿易業務のサポートをおこなってきました。中国企業との取引をしたい企業の事業サポート、コンサルティング業をおこなっています。中国との取引をご検討の際には、弊社が御社の事業をサポートします。
私どもの企業は日本の企業様と中国の企業 様をつなぐという意味で長年 ビジネスを展開してきております。日本の企業の中でも多くは中国の企業とビジネスを展開したいと考えていますが 商談をどのようにすれば良いか悩まれている企業も多数おられると思います。 また 逆に中国の企業にとっても日本の企業との取引を促進させたいと考えている企業 もあり、 最近は中国からの海外進出も増えてきておりますので 日中間でのビジネスの取引が活性化されています。
一部のメディア 報道などを見れば日本と中国は非常に冷たい関係だと言われておりますが ビジネスにおいては 年間 40兆円以上の貿易総額があり このビジネス環境というものは切っても切れない環境になっております。
現在 政治的不安定要素などと中国は言われておりますが 、そのような状況の中であっても 中国とのビジネスを無視することは 隣国における大きな市場に対してビジネスチャンスを何もしないで放置しておくのは非常にもったいないと感じております。 弊社では 中国企業と日本の企業のマッチングを促進させ 日本と中国の架け橋となる事業を行っております 。また貿易における 仲介業務を中心に 中国企業との取引を促進させるためのサポート業務も行っております。
弊社では、中国企業との取引を考えている企業様に向けて事業ベースでコンサルティング契約を結び貴社の中国進出を円滑にいくためのサポートを行います。サポートする領域には際限をきめることなく貴社の求めているビジネスを成功に導くためのサポートを行っています。
契約形式は、スポット コンサルティング業務 及び 年間契約があります。事業内容、作業量を考慮してコンサルティング業務の遂行をおこないます。
上海の自由貿易区が定める物流の流れは、以下の通りです。
1、 日本から送られてくる荷物は、小ロット、大量ロットでも可能です。まずは、上海自由貿易区の保税倉庫に商品を保管します。
2、 上海自由貿易区までは、コンテナ等で大量輸送することができるので、輸送コストを抑えることができ、効率よく輸送できます。
3、 上海自由貿易区の保税倉庫に保管されたされた商品は、中国のクライアントからインターネット等で注文が入った時点で、個別で商品をパッキングし、郵便物と同じ形式での「行郵通関」を行い、指定の物流業者により、中国全土の個人客に宅配便で配送されます。
4、 行郵通関は、個人客向けの少数の荷物に関して、許可されている通関方法です。500元以下の商品に関しては、課税される対象になっていません。500元を 超える商品に関しては、行郵税(簡易関税)がかかります。法人などの買い付けで大量の場合は、行郵通関は、出来ません。従来からの一般通関の適用になりま す。
5、 物流に関しては、上海自由貿易区の指定業者によって行われます。
※ この自由貿易区を通して行える特別通関は、上海自由貿易区内に登記した企業のみができる業務です。
上海の自由貿易区の個別配送をする指定物流業者です。これも、自由貿易区(行政)が決めた指定業者以外では出来ない制度になっています。
自由貿易区という表記ですが、管理下におかれた自由貿易区という意味でしょうか?
実験的に行っているために、まだ、本気でOPENしたわけではないので、いろいろ参入障壁がありますが、参入するには単純に、指定した貿易業者、指定した 物流業者、指定されたネットサイトに掲載すれば、ビジネスはできます。
簡易通関制度は、図の通りになっています。
この制度を利用できるのは、自由貿易区に登記している貿易会社のみが、管理運営できるようになっています。
日本の販売者は、上海の自由貿易区内に登記した貿易会社と貿易業務の専属契約を結び、仲介貿易を依頼しないといけません。
また、資金管理は、すべて政府系の運営会社が管理しており、注文に関しても、政府系のネットサイトからの発注管理になります。ですから、政府の監視下で、 自由貿易をするということですが・・・これは、税金逃れはさせないけど、簡易通関制度は、利用させるという意味だと思います。
中国的な仕組みですね。
中国貿易の新しい税制、「行郵税」というものがあります。これは、個人輸入をした人、個人で海外から買い付けをしてきた商品に対して、かけられる税制です。
日本でも個人輸入に関する制度がありますが、其の制度と似ています。簡易関税をかけるということで、だれでもわかりやすく関税を計算できるようになりました。
従来の貿易では、増値税、関税など、HSナンバーという貿易知識がない人には、理解できない制度ですが、電話帳のような分厚い本に、税率が細かく記載され ていたのですが、個人輸入向けの簡易通関の税制(行郵税)では、増値税(17%)は、なく、単純に商品価格に税率をかけるという制度です。
また、個人輸入関していえば、中国国内で販売する際には、一般通関をする場合ですと、衛生局の許可や、中国語にラベルを変える作業、中国国内での商標の登 録など面倒な手続きがいりましたが、この自由貿易区の簡易通関制度では、まったくそんな面倒なことは必要なく、日本のラベルのまま、普通に衛生局などの許 可をとらずに、個人向けの販売することができます。
そこがミソです。
つまり、どうせ、留学生が海外にでて、郵便で商品を送って簡易貿易するなら、きちんと制度を決めて行おうと国が動いて作った制度です。
その市場は、現在でも6000億円、数年後には、2兆円産業になるとも言われています。すごいですね。中国人の個人輸入の意欲!