今の上海を見て感じること

中国ビジネスは大きな変わり目になっているといわれています。それは、物価の上昇が指摘されていますが、実は、物価は上昇しているのですが、一般的なモノの値段がものすごく上昇したのかといえば、実は、さほど変わっていないという印象があります。

ある意味、機械化が進んだこともり、工業製品や電気製品などは、値段が以前より安くなっている印象があります。

中国で値段が上がったものは、生活に直結する不動産価格とレストランの食事代が目に見えて上がった感じがします。

確かに上海の中心地は、人件費の高騰もしていますが、正直、ものすごく上がったなぁと感じる部分は、上海の外環状高速道路の内側の物価上昇は顕著に激しいのですが、郊外は、まだ、ましだという印象があります。

日本報道でバブル経済だと多きく騒がれていますが、結論から言えば、中国の一部、ホットスポットがものすごい物価上昇をしているだけで、全体的に言えば、広い中国ですので、緩やかな変化だということが言えると思います。

いずれにしろ中国全体の所得は伸びていることは事実ですので、中国国内商売は面白さを増していると感じています。

外国人が中国で商売するなら、街の変化を見てそれに対応したビジネス展開をしていけばいいだけだと思います。

特に地元ではないので、何でも変化に対応するという感覚が大切かと思っています。

中国人の商売人も、長年商売を続けるというよりも変化に対応したビジネスを行うということにこだわっています。商売になればいいのですから、難しいことを考えるよりも、変化している状況に流れを身を任しながらビジネスをする感覚が大切かと思っています。

 

中国貿易の簡素化

2012年から中国貿易の簡素化が進んでいます。中国貿易を行い際に、外貨管理局に申請業務として、「外貨核销单」の事前登録業務がありました。外貨核销单というのは、中国から商品を海外に輸出する際に、事前に、いったいいくらの商品を海外に輸出するのか、外貨管理局に報告して、きちんと報告された金額が外貨が入金されたかをチェックする業務がありました。

しかし、2012年以降、外貨核销单を取り消し、外貨管理局軽油での支払業務をしなくても海外に商品を輸出することができるようになりました。

ただ、増値税の還付作業が必要な場合には、一定の手続きが必要ですが、特に少額の輸出で人民元決済をする際には、外貨管理局での手続きなし輸出業務が可能になっています。

それは、中国がアジア近隣諸国とのFTA(自由貿易協定)を進めていることが原因しています。

すなわち、人民元決済の拡大が一番の目的であることが言えます。

中国貿易も相当簡素化している

中国貿易を行うには、何かと難しい点が多かったが、人民元決済が普及してきたことで、必ずしも外貨管理局を通さなくてもビジネスが可能になってきている。

それは、小規模の貿易をするひとにとっては、ビジネスが簡易化できてしばらしいことである。

どちらかといえば、中国からの輸出に関しては、細かい制限をどんどん撤廃する動きが進んでいる。中国市場が自由貿易協定をアジア、近隣諸国とすすめていること。また、人民元決済ができる世界を構築していることが一番の原因になっている、

随分、人民元決済がすすんできている証拠である。

上海自由貿易区の個人売買に対する特筆できる点

上海の自由貿易区の越境ECについて

 

越境ECについて、話題になって、10年近くの歳月がすぎました。私の上海の会社では、工商管理局より、企業登記代理の資格ももらっていましたので、多数の企業登記をした実績があります。

 

基本的に、中国でECビジネスをする際には、営業許可書の範囲に「電子商務」の定款が入っていることが条件になっています。これは、中国国内での販売を主たる業務にしている企業は、これを取得する必要があります。

 

この業務に関しては、外資規制があるので、外資は、ほぼ参入ができません。よって、外国企業の経営でおこなっているようにみせていますが、投資者が中国人である場合がほとんどです。

 

聞くところによると外資でも数社許可が出たという話を聞いていますが、ほぼ、一般的な企業が外資で申請しても許可が下すことができません。

 

やり方としては、中国人出資の100%内資企業を作ることが条件です。営業許可証に関しては、外国人を法人代表にすることができますが、株を持っていない雇われの法人代表という立場になります。

 

その場合ですと、地方の工商管理局の許可でも電子商務を取得することができます。通常、外資で電子商務の許可申請は、北京の商務部の許可を取得することという条件付きですので、国の許可まで取ってECショップを独自サイトで経営する人はなかなかいないのが、現実的な話です。※普通許可がおりません。

 

さて、新しく始まった上海の自由貿易区の越境ECシステムですが、これは、まったくそんな資格を必要としていません。究極を言えば、個人まで参入することができます。

 

しかし、条件付きです。自社のサイトではなく、上海市政府の管理したサイト内のアカウントをもって出店することが条件になっています。

簡単に言えば、登録制で、出展者が、法人、個人を問わないというところがすごいところです。

どうせ、タオバオの個人売買のサイトで、無断に越境ECをするなら、市政府の管理サイトの中で、それをして、きちんと郵便用の関税を払うなら、やってもいいよ。というのが、今回の制度です。

 

中国人留学生がアルバイトで始めた越境ECビジネスが、あまりにも巨大市場になり、それに対して、工商管理局や税関からクレームになったことが、今回の制度を作った原因になっています。

 

ですから、個人の参入を認めているという点が、過去になかった制度です。

 

しかし、市政府が決めた物流会社で輸送して、決められたECサイト内での運用だけを認めているので、管理された越境ECになります。

 

しかし、今まで面倒だった手続きが一切いらなくなったという点が特筆できる点だと思います。

上海の自由貿易制度・・・これは、今までの貿易マンからいえば、過去になかった制度です。

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私自身、上海で貿易を始めてもう何年になるのでしょう。一番初めは、大学生の時ですから、もう20年以上前になります。小さい貿易から始めて、上海に渡り、上海の外高橋保税区の貿易会社で働き、その後、自分で貿易会社を起業して、貿易にかかわりましたので、好きか嫌いかという問題は別にして、貿易で飯を食ってきました。

 

突然、降ってわいてきたような貿易制度が、上海の自由貿易制度です。

何かよくわからないといわれていますが、簡単に言えば、政府管理で、個人輸入を認めるという貿易制度です。

それだけといえば、それだけなんですが、まあ、今まで面倒だった手続きがいろいろいらないのが、ポイントになります。

 

今後、いろいろ説明していきます。

やればもうかるかな?

貿易ビジネスのブログはじめます。

貿易ビジネスのブログを書く気分になったので、これから、いろいろ情報発信をしていきます。やはり、毎日かかわっている仕事というとどうも新鮮さがなく書きたい気持ちがなくなってくるのです。そろそろ、貿易の面白さについて語ってもいいのではと思いましたので、いろいろ説明しいきたいとおもいます。

 

今回は上海の貿易システムについて書いていきたいです。